英語を楽しく学びたいなら、海外ドラマがオススメ!と聞いた方もいるだろう。この記事はそれを応用してガンダム史上最も暑苦しい「機動武闘伝Gガンダム」北米版のレビューをしていく。
なぜ英語学習に海外ドラマが良いのか?
◆日常使いの会話フレーズが覚えやすい
教科書に出てくる堅苦しい表現や文法ではなく、自然な会話で使えるフレーズが良く出てくるので覚えやすい
◆ネイティブの発音やスピードを体感できる
聞き取りやすいスピードや発音では聞き取れるけど、いざ現地での会話は何言ってるかさっぱりだったなんて事態を予防できる。
◆勉強している感覚が薄い
ストーリーが面白い物なら続きが気になってどんどん見ていくだろう。そして英語への抵抗感が薄れていき、英語に慣れていく。
だが、私は海外ドラマではなく、[Gガンダム]という日本アニメを選んだ。何故か。
理由は一つ。「日常は良いんです、ロボが、ロボが見たいんです!!」
それでは!英語学習以外にも北米版の利点を述べていこう。
コスパが最高
もう、これだ。これが最大の利点といえる。北米版はボリューム1と2の全2巻でTVシリーズ全49話を網羅しており画質も申し分なし。何気にBlu-rayなのも良し。しかも、字幕OFF、音声も日本語版に切り替え可能で英語と日本語をダブルで楽しめる!気になるお値段だが、日本製のGガンダムBlu-rayボックスセットはAmazonで90,000円ほどかかるところ、この北米版は全巻揃えても14,000円でおつりがくる!!1/6以下の価格差は驚異的である。(価格は2021年12月時点を参考)
コンパクト
Blu-rayの恩恵としてディスク枚数が全部で8枚。日本製みたいに豪華絢爛な仕様ではないので、棚の隙間にすぽっと入る薄さ。手軽に見易い。
PS4で再生可能
北米版などの海外製品は、PS4で再生できない規格の場合があるがこちらは問題なく再生可能だ。新たにBlu-rayプレイヤーやパソコンを用意する必要がない。ゲームに疲れたから、アニメ!という廃人システムをスムーズに行えるのがPS4の強いところだ。
注意点
Gガンダムの北米版の仕様には大満足なのだが、英語学習向きではないということだけ釘を刺しておきたい。
理由◆日常会話ではない物騒な話が続くので、普段使いできるような会話が少なかった。
私のように海外ドラマよく知らないし、アニメが良いという人はジブリの北米版を推したいと思う。特に「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「耳を澄ませば」は日常会話が多いのでオススメである。
作品を選ぶ際は内容を知っている作品にしよう。何故なら音声を英語、字幕も英語にして視聴するからである。「今こういう文脈で、こんな単語を使ってたのか」「このフレーズはこういうのか」という英語を聞いて、なんて言っていたのか英語で覚えるという勉強スタイルになるので、内容が分かってないと本当に展開が分からずチンプンカンプンになる。(うろ覚えの話では筆者は良くなった)
筆者がGガンダムで覚えたフレーズ
お前を倒す →「I defeat you」
まさか → 「It can’t be」
こうなったら→「In that case」
貴様 →「Damn you」
爆熱 →「erupting」
これで英語学習にロボ物が向いていないのが分かるだろうか?
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