大事な勇者ロボを手放して「ミニマリストの勇者」となる!思い出は消えません!

ミニマリスト

思い出深い品、コレクション、レアなアイテム、でも使ってないんだよね。それはもう、手放していいサインかもしれません。この記事はそんな品たちを手放す基準をミニマリストを目指す筆者が経験談から解説しようと思います。踏ん切りが付かないひとの参考になれば幸いです。

オタクにとってグッズとは大事なもの。今回手放す勇者ロボにおいてその肝となるのがDX玩具となるけど、今年目標のミニマリスト計画において手放そうという決断をしました。その基準と実体験を以下に記していきます。

経験則から手放す基準

  • 迷った時点で要らないサインかも(LEVEL:1)
  • 役目を果たせていない(LEVEL:2)
  • 1年以上使用していない(LEVEL:MAX)

物が幸せを運ぶわけではない

私は勇者シリーズというロボットアニメが好きで堪りません。「勇者エクスカイザー」から「勇者王ガオガイガー」までの7作品のDVDを購入したほど好きです。そして実際のDX玩具も欲しくなるのはオタクの心理。プレミアム価格が当時ついていましたが、大好きな勇者が毎日部屋にいると思うとワクワクして買い漁りました。実際に手に取ってみて、変形・合体させてみると確かに良い。かっこいい。そう、これだよ、これ!と思って満足していました。でも、段々それが当たり前になってくると気持ちの高鳴りは薄れていきました。「あれ?」

結局埃にまみれ、邪魔者扱い?

1か月も経てば、もう触ることもなく部屋の隅へと追いやられる勇者たち。こんなはずじゃなかった。

そして、その巨体が仇となり場所を圧迫。箱もとりあえず、クローゼットに押し込むという以前のVIP扱いからまさかのタンスの肥やし扱いにまで下落。筆者ひどいな。

美人は3日で飽きる。とはこういうことなのか⁉

筆者自身でも不思議に思い、何故こんなにも早く飽きが来たのか、何を求めて買ったのか考えることにしました。

求めていたものは、高揚感と思い出

行き着いた結論は勧善懲悪のストーリーからくる、敵をカッコよく倒すというカタルシスで得られる「高揚感を日常生活にもっと欲しかったから」でした。それと小さいころに見たカッコいいヒーローを見て当時の思い出に浸りたかったことも挙げられます。そうなると、見ても高揚感を得られなくなったDX玩具は間違った選択といえます。その時点で売りに出せば良かったのですが、踏ん切りが付きませんでした。

何故手放せなかったか

・大きな買い物だった(自分の過ちを認めたくない)

プレミアム価格で買ったので総額は最新のノートPCを買えるくらいの金額だったと思います。高い買い物だったし、部屋をきれいにしたら、仕事が落ち着いたら触ろうと思っていましたが、案の定その時は来ませんでした。そして、もし、手放すようなことをすれば自分の判断ミスを認めてしまうようでずるずるとそのままにしていました。

・アイデンティティの喪失が怖い

勇者ロボが好き。でも、DX玩具は売りました。「そんなの真のファンと言えようか!」という自分の変な拘りがありました。勇者シリーズのロボを持っている自分というアイデンティティが無くなることが怖かったんだと思います。

しかし、ミニマリスト化を進め、冒頭の基準で物を捨てていけば問題ないことが分かって来たので「手放した方が良い対象」となりました。

オタクの深い部分であるコレクションを手放すというのはなかなか大きな決断ではあります。しかし、手放すことで私は新たな場所を確保し、また誰かが私の勇者で楽しむ日が来ると思います。そうやって長く遊んでもらえれば手元から離れていく勇者も幸いだと思います。ちなみに勇者ロボは身長30cmを超える大型アイテムが多いので出張買取にて一気に引き取ってもらいます。

もう、所有するだけじゃダメになっているようです。気持ちが高ぶらないコレクションがある方は冒頭の基準に沿って一考してみることをお勧めします。

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