今日、些細なことで怒ってしまった・・・
自己嫌悪に陥りやすいもの。
八つ当たりもそうだ。
怒りとは悪いものという概念が一般的だが、「喜怒哀楽」という言葉にも含まれるように私達から切りたくても切れない腐れ縁のようなものだ。怒りの感情がない人間とは一見良さそうだが、何を考えているか分からないから不気味に感じるのではないかと思う。
怒りを消すのは難しいことだ。だが、感情のままに爆発するのも疲れるものだ。日々の生活にピリッと効くスパイスのように上手く料理できないだろうかと思っている方には是非一読してほしい。
◇怒りの料理方法
NGな調理方法
煮込む
いつまでもグツグツと、はらわたを煮えくりさせてはならない。我々のお腹は、土鍋ではない。胃に穴空く。本当に。
蓋をする
必死に抑え込もうとしたり、消そうとする程、怒りは圧縮され、エネルギーが高まる。
蓋が外れた時の破壊力は周りが引くほど、そして後で自己嫌悪に。
お勧めの調理方法
天日干し
1・まずは自分が怒りを感じていることに気づく
2・怒りを感じていることを認めてあげよう。怒りは感じてよいのだ。人間だもの。
3・何に対して怒っているのか、考えて見る。
◆例:急な残業に怒りを感じた
「なぜ、怒りを感じているのだろう?ああ、仕事終わったら大好きなアニメ見るの楽しみにしてたよな。それがぶち壊されて怒ってるんだよな。でもなぜここまで怒ってるのか?ふむ、自分の時間を大切にされていなくて悲しいという感情があるな。自分の好きな時間を大切にしてほしいという訴えを今、体がしているのか。よし、会社はそういうのフォローしてくれないから、自分で気遣わないとな。家に帰ったら好きなアニメを真っ先に見よう。ご飯はパパっと作れるものに変更、洗濯は明日の朝に回すというプランは如何ですか?わたし。」
4・その後、怒りの感情がどう変化するか様子を見る。
上記のような会話で気分が落ち着けばよいが
また、怒りが湧いてきたら同じように自問自答する。
5・これらを繰り返すうちに怒りが治まってくる。
怒りは隠すのではなく、太陽のもとに晒してしまおう。
相手にぶつけるのではなく、怒りに耳を傾けてみよう。
あなたの心の叫びが聞こえないだろうか。
怒りをちゃんと見れば。怒りをちゃんと聞けば。その向こうにあるあなたの願いが見えてこないだろうか。
怒りはあっていい。存分に感じてあげよう。雨降って地固まった、みたいな晴れやかなメンタルで日々を送りたいものだ。
一緒に歩きます?
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