男が大好きだけど判断力を低下させ、気力も落とし、鬱にさせるものは?
それはポルノだ。特にインターネットで手軽にアクセスできる類のものが危険だ。私はポルノを破廉恥だからけしからんというつもりはない!我々オタクの健康を蝕む原因になりそうなので警鐘を鳴らしたいのだ!
依存症になり判断力低下
ネット上のポルノ動画を見ていると、次から次へと刺激的なコンテンツが出てくる。現実世界ではありえないほど、画面一杯に美女が、しかも一糸纏わぬ姿で映し出される。今見ている動画を見たら次はこの動画、その次は・・・ウホホと、どんどん病みつきになっていくのだ。ケンブリッジ大学の研究によればドラッグ依存の人の脳と変わらない程、判断力が低下するらしい。依存症にはドーパミンという脳内物質が関連し「もっと!もっと!」という状態を作り出す。ドーパミンは快楽物質だからいいのでは?という意見もあるだろう。確かにドーパミンは期待感が強まり行動を促すという機能がある。しかし、後述するが、大量に放出されることと、ポルノを見て得られる結果が良くないのだ。
ドーパミンが出にくくなり、気力ダウン
現実世界ではありえない程の美女が画面いっぱいに溢れる、という非日常を味わった後、また日常に戻る。強い刺激でドーパミンが大量に放出された後、どうなるか。ドーパミンが分泌されにくくなるのだ。ドーパミンを分泌するハードルが上がると言えば分かり易いだろうか?もう日常の刺激ではドーパミンが出ない、非日常のあの画面の中でしか分泌されない。「見たい!もっと!ポルノ!」と依存症になっていくのだ。ドラッグ依存の人と変わらない判断力まで落とされ、ポルノを見る事しか快楽(ドーパミン)を味わえない。そしてその落ちた判断力で「もう他の事はどうでもいい。ポルノだけ見れれば」と沼にはまっていく。笑えないことに此処でとどめが来るのだが・・・。
自己嫌悪に陥り鬱になる可能性
ドーパミンは期待感を強めて「もっと!もっと!」と行動を促す役割があるので、行動をしている時、つまり動画を見ている時は快楽を感じているのだが、ここで落とし穴がある。その行動の結果が大事なのだ。思い出して欲しい。何を手に入れたかを。あの期待値に対して同等の報酬があっただろうか。いや、無かった。我々の中の賢者が「こんなことに時間と労力を無駄にしおって。バカモンが!」というお叱りは何度か受けたが。
ポルノを見る→ドーパミンが分泌される→得るものがない→次こそは!ポルノを見る→ドーパミンが分泌されるも得るものがない→次こそは!→お叱りを受ける→次こそは!!!→ポルノを見る→以下繰り返し
この負のループにハマるとどうなるだろうか。自己嫌悪に堕ちていくのだ。「また見てしまった。なんて卑猥な人間だ」「でもこれ以外楽しみがない。こんな俺って・・・」「また時間を無駄にした、でも辞められない、自分はダメ人間だ」と憂鬱な気分になり酷い場合は鬱になる場合もある。
ポルノを見てまさか鬱になるなんて・・・!多くの人に知ってもらいたいのと、自戒も込めてこの記事を投稿しようと思った。
解決策
恋人をつくる
それができないからポルノを見てるんじゃないか!という反論はごもっとも。しかし、本当にドーパミンが欲しい理想の結果はここだろうと思い、敢えて載せておく。
運動する
活動中にドーパミンが分泌され、達成感が得られる。行動に対する報酬もちゃんと得られる。絵を描いたり、料理を作るなどの創作系の趣味でも行動に対する成果物が出るのでオススメだが、やはり一番オススメは運動である。何故なら、恋人を作るという理想に繋がるからだ。運動することにより、健康的な肉体になる。辛いことを乗り越えられるメンタルに変わっていく。自分はやればできるという自己肯定感が生まれ、自信がつく。さて、そんな男性は女性と付き合えないのだろうか?
まとめ
依存症にはアルコール、タバコ、ギャンブルが有名だが、昨今ではスマホ、ゲームも知名度を上げてきている。しかし、ポルノはあまり聞いたことがない。だが事態は深刻である。すぐ近くに危険があるのにそれに気づかず消費しているとしたら。今日もどこかで悩んでいる人がいるかもしれない。「こんな恥ずかしい悩み、人にいえない」という想いがポルノ依存という現実を隠しているのかもしれない。ポルノを否定するつもりはない。自己嫌悪しない程度に楽しめばいいのだ。そして、こうなりたいと思ったらそれに向かって行動してみよう。我々がオタクだからモテないのではない。
不健康な見た目、辛いことから逃げるメンタル、自分は駄目な奴という自己嫌悪の高さがモテない要因ではないだろうか。
運動して変わろう、筋トレしよう、スクワット1回から始めてみよう。よし、椅子を引いて。立ち上がったかい?腕を耳の横に。背筋を伸ばして。後は屈むだけだ。できるね?え?もっとやりたいって?
ドーパミンの赴くままにやっちゃえばいいよ。
オタクstart up!
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