私には持病がある。「痔」である。ボラギノールを塗っているがなかなか腫れが治まらない。こんなに長く痛むのは初めてだ。休日を無駄にしたくないので、勝手に何かのきっかけにしてしまおうと思う。
普通に書くだけでは面白くないので「痔」を擬人化して対話方式で今回は進めていこうと思う。
私の恥部を晒すことでだれかがほくそ笑んでくれればこの痛みも捨てたものではない。（痛みは捨てたいが）
痔との交渉
私「何でそんなに腫れあがっているんだい？」
痔「あ？お前冷え性のくせに、薄着で寝ただろ？人間関係のストレスも最近溜め込んでんな。血流が悪いんで俺はこうして腫れあがっているんだよ」
私「そうか。すまなかった。自分が冷え性なのに迂闊だったよ。ストレスも上手く解消できてなかったようだね。教えてくれてありがとう。分かったから、もうそろそろ小さくなってくれないかな？」
痔「馬鹿野郎。俺だって好きで腫れあがってんじゃねぇんだよ！ボラギノールなんて応急処置なんだよ。根本から解決しろ、根本から。俺は生活習慣病なんだからよ！」
私「痛たた・・・もう明日から仕事だからさ。この辺で勘弁してよ。頼むようー」
痔「るせぇ！！そんな都合知るか！！」
私「イタタ・・・ごめん、ところで君の名は？」
痔「いぼ痔じゃねぇか？切れ痔みたいに排便時に肛門がピリッと痛むわけでもないし、膿が出て発熱する痔ろうってわけでもねぇからな。それがどうした！」
私「いや、痔ろうだったら手術が必要って聞いたから、医者に行くかどうかの判断にしたくてさ」
痔「いぼ痔でも行ってほしいんだがな！過去にない経験だろ？それに俺だって本当は何だか分かってないんだからよ！恥ずかしいとかメンドクサイでほっとかれるのはこっちも辛いぜ！」
私「うう、ごもっとも。ただ、痔は生活習慣病だから、ライフスタイルを変える必要があるし、多分医者いっても薬出されて終わりだよ。手術するケースの方が少ないって本で読んだよ。」
痔「けっ！行きたくないだけの詭弁だろうがよ！専門家の正しい知識と薬を取って来いってんだよ！生活習慣は俺が小さくなった後でも構わないだろう！今、この痛みをどうするかだ。」
私「分かったよ。でも、次の休みまで待ってくれよ。とても仕事に穴は開けられないよ。痔でさ。」
痔「お前、まだ恥ずかしがってんな！その間に俺が悪化したらどうすんだよ。そうやってまた他人を盾に自分を守ろうとしてんな！いい人ぶるなよ、知ってんだぜ？お前がカッコつけだってこと。」
私「ぬぐぐ・・・そだよ。カッコつけさせてくれよ。あいつ痔だから会社休んだんだぜーｗｗｗみたいなの恥ずかしいよ！赤面ものだよ。耐えられないよ！」
痔「たわけ！それはお前の主観だ、幻想だ。実際他人が痔で休んだらどう思うよ？」
私「・・・・へぇー、で終わ・・・り・・・かな・・・？」
痔「そうだろ。他人のことにはそんなに興味ないし、すぐに今日の晩飯何しよう、とかなるだろう？」
私「そうはいってもやっぱり嫌だ。次の休みまでは行かない！」
痔（ズゴゴゴゴ）「てんめぇぇぇぇぇぇぇ！！！！！」
私「ひぃぃぃぃ！その間は！ちゃんと温かくする。変にいきんだりしないし、おしり拭くときもゴシゴシせずにポンポンと水気をとるように優しく拭くよ！」
痔（ズゴゴゴゴ）「それだけかぁーーーーーあ！？」
私「も、もちろん！ご飯だって気を付け・・・気をつけますぜ！旦那！あ、その・・・食物繊維が豊富なきなこドリンク作ります！便のかさを増す不溶性食物繊維を多く含んだおからパウダーやリンゴ、水溶性食物繊維を多く含んだヒジキやわかめなんかの海藻類を毎日食べますからーー！」
痔「まだ足りん！！！！！！！」
私「ヨーグルトと納豆もお付けしますーーー！あ、あとは運動ですね。朝起きたら足首を回したり、足の指を曲げ伸ばししたりして血行を良くします！浴槽にも１０分以上浸かるようにします！足元を冷やさないようにと、寒いと思ったらすぐ暖房付けますーーー！！」
痔「それで終わりか！？」
私「これだけやっても快方に向かわなければ、会社のこと考えずに病院に行きます！」
痔「・・・・よかろう。あとひとつ条件がある。」
私「はひっ！何なりと」
痔「このことをブログに書け！文章として残せ！晒せ！」
私「ははーーーっつ！仰せのままにぃーーー。イタタ、立ちっぱなしでも痛む。」
という経緯でこの記事を書いている。私が途中で話した対処法は下記の本で得た知識なので今度こそ痔を治したい！という方には是非読んでいただきたい。痔の濃い知識を外出せずに入手することができたkindleは今回のようなケースのときにとても便利であると体験した。特に月額980円で200万冊読めるkindleアンリミテッドは月に本1冊以上読む方にはコスパが最強である。嵩張らない、すぐ読める、そして安い。この利点を是非実感していただき皆様の健康と商売繁盛に役立てて頂きたい。
まとめ
私は寒いのが苦手で油断すればしもやけができるほどだ。寒いときは外にでてはいけない人種なのかもしれない。今回のことで痔とは決着をつけようと本も買った、良くならなければ本当に肛門科にも行こうと思う。体の不調は何かバランスが崩れているサインだ。最近人間関係のストレスを抱えている。もう、ここから離れなくてはいけないと、体が訴えているかもしれない。雪が深々と降る年末年始休暇は元気だったのに、快晴の仕事初めになった途端これだ。夏から会社辞める計画をノラりくらりと先延ばしにしていたからなのか、体からお叱りを受けたような気分だ。こうやって物事を会社辞める方向に持って行くメンタルから察するに結論、
「心身ともに会社辞めたい」ということではないだろうか。この生活スタイルが自分に最適でないのは事実だ。
痔とは決着をつける。そして、会社とも決着を。お尻の上のいぼを鎮めたら、目の上のたんこぶを取り払ってやる！
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